前述した作家 落合恵子氏による児童書籍のお店クレヨンハウスのプロジェクト「HUG&READプロジェクト」
その中の氏のブログ”Journal of Silent Spring”で、とても印象に残った記事がありました。
「まるで原発などないかのように」という著書の中で、田中三彦さんは次のように分析し、書いておられる。
『原発推進という国策を最も協力に後押ししているものは、大都会の人間の、無関心だ。
寝ているものを目覚めさせてはならない・・・(中略)
それは東京という大都会に原発が存在しないもう一つの理由でもあるだろう。
寝ているものを目覚めさせてはならない・・・』
恐ろしくハッとさせられる文である。
福島原発事故以来、都心でも反原発デモ(パレード)が見られました。
声をかけはじめたのも、参加したのも若い人達が多かったと聞きます。
・・私達は今後原発無しで生活していければ、というのはあります。
はたして、これからの課題です。
節電でいつもより暗くなった街を見て、ふと、「アレ?これは何処かに似ているナ」と思ったのですが、・・ロンドンの街並みでした。
勿論中心街・・TOPSHOPとかの店内はそれこそ明るいですが、やはり日本よりコンビニ(セブンイレブンやスパー等)なんて少ないですし、老舗デパートや普通の店内も、思い返してみると日本ほど明るいとは言いがたい。
天井が高いから?というのもあるのでしょうか・・店内照明も街灯も、建物との調和を考えてあるから、そんなにこうこうと照らさなくとも充分なのでしょうか。地下鉄の通路やホームだってわりと暗い。
それからそう、デパートやお店も比較的夕方早くには閉まってしまう。
それでもだいぶ遅くまでやってるところは増えたけれど。
遅めのスーパーなんかも曜日によって細かく営業時間帯が異なったり。
だからそれに合わせておのずと生活のリズムが出来てしまう。
それで充分生活していけるのだ。と思う。
早くお店が閉まるから、仕事を早く切り上げて、ちゃちゃっと買い物して、その後は家族と友達と一緒に過ごそう・・・
日本もそんな風になれば、モノの価値観さえ変わるのでは?と思うのだけど。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment