Wednesday, September 23, 2009

★上の続き

その後「ロンドンポップ」は「ロキシーファッション」とも呼ばれるようになります。

"Roxy"という名前は50年代ロンドンにあった映画館チェーンから取られたようですが50年代というと、ちょうど世界大戦の後。人々は失われた娯楽を取り戻そうと心から楽しんだ時代でした。


そんな時代がリバイバル!
ということで70年代初頭にも、MarcBlanも幼い頃から好きだったというエディコクラン・リトルリチャード・チャックベリー等の50年代ロックンロールが大流行。
ファッションもにわかにノスタルジックなものが復活して、モンローやジーンハーロウのようなセクシーなピンナップガール風やポニーテールガール、リーゼントにキメたテディボーイがあふれるしまつ。
なんとジルバまで流行っちゃったのでした。

「ハリウッド黄金時代・・・銀幕の彼方への憧憬」ですね。


前述した
"Granny ・・"では50年代スタイルをパロッたラメラメギラギラのタキシードJKTやドレスを売り、"Alkasura"でも負けじとサテンのスーツを売り、"Mr Freedom"の跡に新しく出来たvivienne&malcolmが出した"Let it Rock"はテディボーイの為のロングJKTやR&RスターのTシャツ・ロッカーズスタイルのレザーファッションを提供しました。


「Glam=Glamorous」×「
Glam→Glitter」
そうグラムファッション
は(グラマラスな)50年代ファッションとロンドンポップ~ギラギラ(グリッターな)70年代ファッションの融合なのです。


当時のバンドは誰でも彼でもギンギラな格好をして、なんでもかんでもグラムロックバンドとして括られてしまったところもあったゆえ「?」っていう人達もいたくらい笑。

じゃぁグラムファッションの元祖は・・?
「当時波を作った」のは
MarcBolan、次いでDavidBowieかも知れないけれど、EltonJohnこそ早くから提唱していたし、思えばJimiHendrixだってテカテカだったし・・。
でもほんとのところ50年代のロックンロールのミュージシャン達こそギンギラ★だったのですから、やはり「元祖」となるとそこに行き着くのでしょうか。

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