Sunday, June 13, 2010

ビスコースの風・・

ビスコース・・・繊維(レーヨン)を製造する技法のことですが、繊維素材の「ビスコースレーヨン」を指して言う場合もあります。
ヨーロッパにおいてはシルクの代用品として生まれ、今でもよく使われている素材ゆえ、イギリス古着にも多くみられます。

そしてこのビスコース、昔のものを触ってみるとなんだかとてもザラザラしています。見てみると、なるほど繊維の目も粗い。
といっても、素材が悪いのではなく、その逆。

この「ザラザラ」が、今日生産されている「ビスコース」にはあまり無い感触で・・・ヨーロ
ッパの服には、今でも(「ザラザラ」が)多少使われていますけど・・・とにかく趣きがあるのですね。

「ザラザラ」(目の
粗さ)によって、色や柄が浮きでてくる、とでも言いましょうか、今のモノはちょっとつるっとしているので、色も柄もどこかのっぺりしてしまう。

手触りからすると一見着心地は?と思いますが、これが・・肌触りも良く、汗の吸収性も高いんです。
そしてそして、風にさわさわなびくよな・・このドレープの美しさといったら本当に素敵。

まずはぜひ一度、エマでこの「ザラザラ」を体験して!
ということで、オススメの何点かを紹介していきますね。
※写真をクリックすると大きく御覧頂けます。










生成りにクラシックな赤い花柄、袖と裾のドレープが綺麗ですね。
前後身頃をサ
イドのリボンで結びます。フロントはボタンひとつで、裾が割れているので、カーディガンのようにふわりと羽織ってもいいですし、下方をスナップやボタンで留めて写真のように一枚で着るのもオススメです。










※→は6/27からのセール価格
トップ(viscose ) ¥22900
スカート(MARY FARRIN)¥17600→12300

頭に巻いた長方形のスカーフ(cotton)¥3400
ネックレス¥10800 揃いのブレスレット¥6800 (セット価格)¥16000

★ビスコース(レーヨン)のお手入れについて・・・この素材は水に濡れると縮みます。縮み具合により型崩れしやすい為、ドライクリーニングがお薦めです。

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